葬儀 葬式 北海道 札幌葬礼社 の日記
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札幌の葬儀事情。ますます小さくなる札幌の葬儀。
2011.07.27
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札幌の葬式は小型化が止まりません。
全国的にも大都市、札幌。地域的関係は薄れ、孤独社会が蔓延しているからでしょうか。いたずらに人を集める葬式は敬遠されています。
10年前、800万円の祭壇が設えられたホテルでの骨葬式がありました。200万円、300万円の祭壇はざらでした。今、インターネット上に踊る10万円以下の宣伝の数々。
弊社も 葬式 札幌 のキーワードでJワードを取得し宣伝していますが、かって、筆者の見た多くの100人を超える葬式の様は幻だったのかと困惑します。
葬式に、むやみ矢鱈に平均的祭壇を張り合う風習が少なくなったことは歓迎すべきことだとは思います。
しかし、ほとんど道外の葬儀紹介業者の「葬儀の常識捨てました」などの文言はいかがなものでしょうか。
お葬式は代々はぐくまれた日本の文化です。
実際に、電話受けだけで、ご遺体を搬送することすらない者達が笑止千万です。
文化ならば常識的に執り行われなければならないのです。
核家族化時代。人が集まりづらいのは善しとして、送る側は、故人の遺徳をたたえ、出来る限りの葬式を為す。それが、日本人の伝統的葬式の体として、未来永劫変わる事が無いように祈ります。